【2025年最新版】福岡市の子育て支援はここがすごい!子育て世帯におすすめのエリアも紹介
コラム 2024.10.31
利便性と緑あふれる住環境を備える福岡市は、住みやすさで人気です。
子育て世帯にとっては、どのような支援が実施されているかも気になるところでしょう。
子育て支援は自治体ごとに内容が異なるため、充実した制度を利用したいなら、住む場所へのこだわりも欠かせません。
今回は、福岡市の子育て支援を詳しく解説します。
新築マンションを検討中の子育て世帯におすすめのエリアも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
福岡市ってどんな街?
福岡市は博多湾に面した福岡県の北西部に位置し、東京や大阪、札幌、名古屋とならんで日本の五大都市の1つに数えられています。
市内には空の玄関口である福岡空港や、新幹線も停まる巨大ターミナル博多駅があり、ビジネスや観光の要所として発展してきました。
福岡市は、発達した交通網と都市のコンパクトさによるアクセスの良さの他に、美味しい食事も魅力的。
さらに歴史的に交流が盛んであった土地柄で雰囲気も明るく、住みたい街ランキングでも長年上位にランクインしている街です。
福岡市の魅力については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>福岡市の都会度が知りたい方に!五大都市との比較でわかる福岡市の魅力
>>【2024年最新】全国住みたい街ランキング2024で福岡市が第2位に!人気の「中央区」の魅力とは?
福岡市が子育てしやすい4つの理由
子どもを連れてお出かけしやすい
「ユニバーサル都市・福岡」を掲げる福岡市は、年齢や性別・国籍・障害の有無などを問わずに、すべての人が快適かつ自由に利用できるまちづくりを推進しています。
市内各所には、おむつ交換や授乳がしやすい「赤ちゃんの駅」も整備され、小さなお子さま連れでも安心してお出かけを楽しめるでしょう。
パパ・ママが働きやすい
- 病児保育の無償化
- 「い~な」ふくおか・子ども週間
- ママと女性の就業支援センター
体調管理に気を配っていても、子どもは急に体調を崩しやすいものです。
共働き世帯を支援するために、福岡市では2023年4月1日から病児保育の無償化をスタート。
0歳〜小学6年生までの子どもが対象で、体調不良や急な発熱で保育園や小学校に通えない場合に利用できます。
利用方法の詳細や実施施設は、福岡市のホームページでご確認ください。
また福岡市では、毎月1日〜7日の間で少なくとも1日は子どもたちのためにできることに取り組もうとする「い〜な」ふくおか・子ども週間もあります。
賛同企業による取り組みは、2025年2月時点で1,200件を超えており、家族のための年休取得促進や子どもの職場見学・職場体験も盛んです。
子育てしながら働きたい女性を支援するため、福岡県は福岡エリア・北九州エリア・築後エリア・筑豊エリアの4ヶ所に、「ママと女性の就業支援センター」を開設。
福岡市内では中央区赤坂の福岡西総合庁舎内で、就業に関する相談が受けられます。
出産・子育てへの支援が豊富
福岡市は特に、出産や子育てへの支援が充実した街としても知られています。
利用できる支援策は、以下の通りです。
名称 | 対象 | 内容 |
出産・子育て応援給付(※1) | 福岡市に住民票があり、妊娠届出もしくは乳児家庭全戸訪問等の面談時に給付金の申請案内を受けた方。
その他条件はこちらをご確認ください。 |
<妊娠届出時> 5万円<出生後> 子ども1人あたり5万円上記給付金を口座振込で支給。 |
産後ケア事業(※2) | 福岡市内に住民票がある生後1年未満の赤ちゃんとその母親。 または流産・死産を経験して1年未満の女性。 |
心身のケアや育児のサポートを目的に、医療機関や助産所で産後ケアを実施。 |
子ども医療費助成制度(※3) | 福岡市内在住で、健康保険に加入している高校生世代までの子ども。 | <通院> 3歳未満:自己負担なし 3歳以上~高校生世代:月500円まで<入院> 高校生世代まで自己負担なし |
第2子以降の保育料無償化(※4) | 福岡市に住民票がある全世帯の第2子以降のすべての児童。 | 第2子以降の0歳児~2歳児が保育施設等を利用する場合の保育料を無償化。 |
このほかにも、第3子以降の副食費を免除する第3子優遇事業や、双子や三つ子などの多胎児世帯向けの外出支援としてヘルパー派遣事業をはじめるなど、子育てしやすい環境づくりに積極的に取り組んでいます。
また福岡市では、物価高の負担軽減策として、公立の小・中学校や特別支援学校の給食費を無償化する方針を固めました。こちらは2025年8月末より開始される予定となっています。(※5)
福岡県としても、対象店舗でのアプリ掲示で優待を受けられる「子育て応援パスポート」や、子育てに関する情報を幅広く掲載するポータルサイト「にこポ(子育て応援)」の運営などの取り組みも。
福岡市だけでなく、県からも子育てを応援する環境づくりが進んでいます。
市全体で子育てを見守る仕組みづくり
福岡市は子育て世帯への支援と健やかなまちづくりのために、平成17年4月に「福岡市こども未来基金」を創設。
地元企業や団体から集まった寄付金の総額は、令和6年3月末日時点で3億円を超えました。(※4)
福岡市こども未来基金で取り組んでいる、3つの事業を紹介します。
おむつと安心定期便
おむつと安心定期便は、おむつなどの育児用品が自宅に届くサービス。
子どもが0歳~3歳の誕生月を迎えるまで、無償で利用できます。
利用には子育て関連施設や各種サービスを利用した際の電子スタンプが必要で、専用サイトで希望する育児用品とスタンプを交換する仕組みです。
多くの保育園で電子スタンプが設置されており、登園する際に獲得できるため、無理なく支援を受けられます。
子どもプラザ
子どもプラザは、乳幼児の親子が無料で利用できる遊び場で、子育て世帯同士の交流や育児相談の場としても活用できます。
2025年2月現在で、福岡市内には14ヶ所の子どもプラザが設置され、内7ヶ所では気軽に相談できる子育て支援コンシェルジュも配置されています。
地域子ども育成事業
地域子ども育成事業では、子どもの健やかな育成を推進する各団体が協力し、「遊びの達人派遣事業」や「子どもの夢応援事業」を実施。
地域に根付いた活動で、子どもたちの成長を見守っています。
福岡市内に住みたい子育て世帯におすすめのエリアは?
子育て世帯が福岡市内に住むなら、中央区がおすすめです。
中央区は九州最大の繁華街と呼ばれる「天神」や、ビジネスの中心地である「赤坂」、福岡市民の憩いの場である「大濠公園」などがある街。
都会的な賑わいの中にも緑あふれる公園が多く、数々の調査で住みたい街として人気があります。
中央区の中でも都市部へのアクセスの良さと、休日に家族でゆったりと過ごせる環境の両方を叶えたければ、「小笹」エリアがおすすめです。
都市部へのアクセスの良さがありながら、家族連れでにぎわう福岡市動植物園やハイキングが楽しめる鴻巣山緑地など、休日を家族と共に過ごせる自然豊かな環境が揃っています。
福岡市中央区や小笹エリアの魅力については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
>>福岡市中央区の住みやすさは?永住したくなる魅力的なエリア5選
>>福岡市「小笹」の住みやすさは?交通アクセスと子育て環境を兼ね備えた街
魅力あふれる福岡市中央区小笹に「エンクレストガーデン福岡」が誕生
福岡市は子育て支援制度が充実し、地域全体で子育て世帯を見守る温かい風潮にも恵まれています。
困ったときに手を差し伸べてくれる制度の整った自治体は、今後家族で長く暮らす場としても安心感を得られるでしょう。
そして2025年12月、利便性の高さと自然の豊かさを兼ね備えた福岡市中央区小笹に、新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生します。
緑豊かな住環境でありながら、天神まではバスの乗り換えなしで22分、博多へは20分で到着できるアクセスの良さが魅力です。
また、「エンクレストガーデン福岡」は、省エネ性能にも優れた注目の新築マンション。
2024年には、子育て世帯が使える省エネ性能の高い住宅購入の補助金制度「子育てエコホーム支援事業」の対象となっていました。
2025年も上記制度の後継事業である「子育てグリーン住宅支援事業」の対象となる可能性もあるため、最新情報をぜひチェックしてみてください。
「子育てグリーン住宅支援事業」についてはこちらの記事をご確認ください。
>>子育てグリーン住宅支援事業とは?マンションでも使える?
他にも、「エンクレストガーデン福岡」の敷地内の一画には、24時間営業の小型スーパー「TRIAL GO」が出店します。
店舗規模はコンパクトでありながら、生鮮品や日用品まで多くの商品を取り扱っており、いつでも購入可能な点が魅力です。
「エンクレストガーデン福岡」の魅力をもっと知りたい方は、地下鉄六本松駅から徒歩2分のマンションギャラリーへお越しください。
忙しくて来場するまでの時間が取れないときには、便利なオンライン相談もご利用いただけます。
【エンクレストガーデン福岡 オンライン相談】
開催日時:金土 10:00~/13:00~/16:00~ ご予約内容の選択|エンクレストガーデン福岡 マンションギャラリー ※メニューからオンライン相談を選択 |
あわせて読みたい!
参考
※1)福岡市「出産・子育て応援給付金」
※2)福岡市「産後ケア事業のご案内」
※3)福岡市「子ども医療費助成制度」
※4)こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要」
※5)福岡市の学校給食費の無償化 開始時期は新年度の2学期から
福岡市、学校給食を完全無償化 25年度の2学期から実施へ
※6)福岡市|福岡市こども未来基金 寄付者のご紹介
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