COLUMNコラム

新築マンションと中古マンション、買うならどっち?福岡市場も踏まえてチェック

コラム 2024.11.27

マンション購入を考える際、「新築と中古、どちらを選ぶべきか」という判断に迷われる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築マンション・中古マンションのメリットデメリットと、気になる費用について解説します。

また後半では、近年「住みたい街」として注目を集める福岡に着目して解説。
福岡でマンション購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築マンションのメリット・デメリット

まずは、新築マンションのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット1. 全てが新品で住み心地がいい

新築マンションの最大の魅力は、新しい住まいで自分だけの生活をスタートできること。
誰も使用していない清潔な室内で新生活を始められる喜びは格別です。
特にキッチンやバスルームなどの水回りも新品なのは、家族全員にとっても嬉しいポイントでしょう。

メリット2. 耐震性・防犯性に優れている

新築マンションは最新の建築基準に基づいて建てられているため、耐震性能が高く、地震などの災害に対する安全性が確保されているのも大きなメリットです。
また、24時間体制の監視カメラやモニター付きインターホンなどの最新セキュリティシステムが導入されていることも多く、防犯性においても安心できるでしょう。

メリット3. 10年保証がついている

新築マンションには、主要構造部分に10年間の保証が付いているのもポイント。
購入後の不具合も保証期間内なら補修などの対応が可能なため、予期せぬ出費への不安も軽減できます。
マンション購入という大きな決断をする際の、心強いサポートとなるでしょう。

メリット4. 住宅ローン控除で有利

住宅ローン控除とは、住宅ローンを組んで住宅を購入した際に、所得税や住民税が減額される制度のこと。
中古マンションでも利用できますが、新築マンションのほうが内容が手厚く、より大きな減税効果が期待できます。

メリット5. コミュニティ形成がしやすい

新築マンションでは入居者が一斉に新生活をスタートするため、住民同士の交流が生まれやすいのも嬉しいポイントです。
「すでにコミュニティができあがっている場所に入るのが苦手……」という方も、同じタイミングで入居する近隣の方々と、自然にコミュニティを築いていけるでしょう。

デメリット1. 中古マンションに比べて価格が高い

新築マンションの最大の懸念点は、同じエリアの中古マンションと比べて価格が高いこと。
立地や間取りにこだわりすぎると予算オーバーになることも多いため、優先順位をつけた選択が必要になります。

デメリット2. 購入前に実物を見れない

新築マンションは多くの場合、間取り図やモデルルームの情報を元に、物件完成前に購入を決断します。
実際の住み心地や眺望、日当たりなど、暮らしにとって大切な要素を事前に確認できないため、イメージと現実のギャップに不安を感じる方も多いかもしれません。

中古マンションのメリット・デメリット

続いて、中古マンションのメリットとデメリットを解説します。

メリット1. 新築マンションに比べて価格が抑えられる傾向

中古マンションの1番のメリットは、新築マンションに比べて物件価格が抑えられる傾向にあること。
その分の予算をリノベーションに回せば、自分らしいこだわりの住まいづくりを実現できるでしょう。

メリット2. 立地の選択肢が広い

人気エリアの一等地には、すでに多くのマンションが建ち並んでおり、新しくマンションを建設できないことがほとんど。
中古マンションであれば、駅近の物件や商業施設が充実した都心部の物件など、新築では手に入りにくい好立地物件も選択肢に入れることができます。

メリット3. 実物を見て購入できる

中古マンションは、実際の物件を見学してから購入を決められるのも嬉しいメリット。
日当たりや眺望、収納スペースの使い勝手など、実際の住み心地を確認したうえで判断できます。

デメリット1. 設備や間取りが古い

中古ならではのデメリットが、設備や間取りの古さです。
特に水回り設備は経年劣化している場合も多く、リフォームを検討する必要があるかもしれません。
また一昔前の間取りでは、現代の生活スタイルに合わない可能性もあります。

デメリット2. 耐震性に不安がある

古い中古マンションでは、現行の耐震基準を満たしていないケースもあるので注意。
特に1981年以前の旧耐震基準で建てられた物件については、耐震性能の確認が重要になります。

デメリット3. 修繕積立金が高い

築年数が経過したマンションでは、将来の大規模修繕に備えて修繕積立金が新築より高めに設定されています。
物件価格は新築より安くても、住宅ローンの返済に加えて修繕積立金という固定費が発生することを理解しておきましょう。

デメリット4. マンション内での選択肢が少ない

中古マンションの場合、売りに出ているものの中から選ばなければならないため、階数や間取りの選択肢は少ないです。
角部屋や高層階などは特に人気が高く、希望通りのタイミングで見つかるとは限りません。

デメリット5. 既存のコミュニティに入る必要がある

中古マンションでは、すでに出来上がっているコミュニティのなかに新しく入ることになります。
そのため、長年住んでいる方々との人間関係や暗黙のルールなどに馴染むまで、時間がかかる場合もあるかもしれません。
また、管理組合や自治会などの既存の運営体制にも順応する必要があります。

新築マンションと中古マンションの気になる費用を比較

マンション購入時に、一番最初に考える判断基準としてあげられるのが「費用」。
ここでは新築マンションと中古マンションの、気になる費用について比べてみましょう。

物件価格の違い

2023年度のフラット35利用者調査(※1)によると、新築マンションと中古マンションの平均購入金額は次の通りです。

  • 新築マンション・・・5,245万円
  • 中古マンション・・・3,037万円

物件価格で見ると、新築マンションよりも中古マンションの方が費用を抑えられる傾向に。
ただし駅近や人気エリアなどの好立地物件では、築年数が経過していても新築に匹敵する価格で取引される中古マンションも少なくありません。
必ずしも「中古=安価」とは限らないことも覚えておきましょう。

購入時にかかる諸費用の違い

マンション購入時には、物件価格以外にもさまざまな諸費用がかかります。
新築マンションと中古マンションそれぞれの諸費用の違いは、下表を参考にしてください。

費用項目 新築マンション 中古マンション
仲介手数料 不要 必要(物件価格の3%+6万円+消費税)
登記費用 必要 必要
管理費 必要 必要
修繕積立基金 必要(新規立ち上げ分・数十万円) 不要(既存の基金に引き継ぎ)
住宅ローン関連費用 必要 必要

購入時にかかる税金の違い

マンション購入時にかかる税金についても理解しておきましょう。
新築マンションは税制優遇が手厚く、特に最初の数年間は税負担が大きく軽減されます。

税金項目 新築マンション 中古マンション
不動産取得税 建物:評価額×軽減税率3%。ただし50㎡以上240㎡以下は1,200万円控除

土地:評価額×1/2×軽減税率3%

建物:新耐震基準の場合、築年数に応じて100万円~1,200万円控除

土地:新築と同様

固定資産税 建物:評価額×標準税率1.4%。最初の5年間は税額が1/2に軽減

土地:評価額×標準税率1.4%。住宅用地の軽減措置あり

建物:築年数に応じた評価額に対して課税

土地:新築と同様

都市計画税 建物:評価額×制限税率0.3%

土地:評価額×制限税率0.3%。住宅用地の軽減措置あり

建物:新築と同様

土地:新築と同様

登録免許税 建物(保存登記):評価額× 軽減税率0.15%

土地(移転登記):評価額× 軽減税率1.5%

建物(移転登記):評価額× 軽減税率0.3%

土地(移転登記):評価額× 軽減税率1.5%

新築マンション購入の初期費用について、さらに詳しく知りたい方はぜひ以下の記事も参考にしてください。
>>新築マンション購入の初期費用はいくらかかる?内訳と相場を詳しく解説

今が、福岡で新築マンションを選ぶ絶好のタイミング!

これまで新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットや費用について詳しく見てきましたが、福岡市の現状を考えると、新築マンションを選ぶ大きなチャンスといえるでしょう。

なぜなら、福岡市は今、大きな変革期を迎えているからです。
住みたい街として常に上位にランクインしている福岡市では、天神・博多を中心に大規模な再開発が進行中。
さらに地下鉄七隈線の延伸開業など、交通インフラの整備も着々と進み、より魅力的な街へと変化しています。
実際に数字にも表れており、令和2年国勢調査(※2)では人口増加数が全国第2位を記録するなど、街の将来性は明らかです。

そして今福岡では、2つの理由から、新築マンション購入を検討する絶好のタイミングが訪れています。
まず1つ目の理由は、「天神ビッグバン」をはじめとする再開発プロジェクトにより、今後も地価や資産価値の上昇が期待できること。
2つ目の理由は、2025年12月末という住宅ローン控除の期限が迫っていることです。

詳しい内容については以下の記事で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください!
>>福岡市の新築マンションは今が買い時!気になる相場やおすすめエリアを徹底解説

福岡市中央区小笹に新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生します

再開発が進む福岡で、新築マンションと中古マンションの選択を悩まれている方に朗報です。
中央区小笹に、新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生します!

新築ならではの最新設備を完備し、家事の効率を考えた使いやすい間取りで、快適な暮らしをサポート。
敷地内には24時間営業のスーパー「TRIAL GO」が出店予定となっており、天候を気にせず、いつでも気兼ねなく買い物を楽しめます。

最寄りバス停から天神までは乗り換えなしのバス便で約22分、博多へも乗り換えなしで約20分と、都心部へのアクセスも便利です。
入居時期は2025年12月中旬を予定しており、先ほどご説明した住宅ローン控除の対象にもなります。

より詳しい物件情報は、地下鉄「六本松」駅2番出口から徒歩3分のマンションギャラリーでぜひご確認ください。
設備や周辺環境など、さまざまなご質問についてスタッフが丁寧にご案内いたします。
遠方や多忙の方には、便利なオンライン相談がおすすめです。

【エンクレストガーデン福岡 オンライン相談】

開催日時:金土 10:00~/13:00~/16:00~
予約方法:下記リンクからご希望の日程をお選びください

ご予約内容の選択|エンクレストガーデン福岡 マンションギャラリー

※メニューからオンライン相談を選択

あわせて読みたい!

参考
※1 住宅金融支援機構「2023年度フラット35利用者調査」
https://www.jhf.go.jp/files/400370694.pdf
※2 総務省「令和2年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/summary_01.pdf

お問い合わせは、
「エンクレスト ガーデン福岡」
マンションギャラリー

営業時間 / 10:00〜18:00

定休日 / 毎週火・水曜日(祝日除く)