COLUMNコラム

住みたい街として、常に上位にランクインしている福岡市。

近年では天神・博多を中心にさらなる再開発・交通インフラ整備が進み、より魅力的な居住環境がつくられています。

福岡市で新築マンションを購入するなら、チェックしておきたいのが市場動向。「今はマンションの買い時なのか？」「今後のマンションの資産価値はどうなっていくのか？」など気になるところです。本記事では、福岡での新築マンション事情について、詳しく探っていきましょう。

 

福岡市の新築マンション価格は上昇傾向

まず見ていきたいのが、福岡市の新築マンションの価格推移です。

2022年の平均坪単価は約244.9万円と、2013年に比べて77.6％も上昇。マンション一戸あたりの平均価格も4,304万円と、同期間において61.1％上昇しています。（※1）

福岡市が人気の都市として急成長し、不動産市場が活気にあふれていることがわかります。

参考／東京カンテイ「福岡市・北九州市のマンション供給動向」

市場の中心は、福岡市内の中央区と博多区。高級マンションの需要も高まり、1億円超えの高額物件も次々と分譲されています。

 

福岡の新築マンション価格が上昇している理由

福岡市の新築マンション価格の上昇には、再開発や地下鉄七隈線の延伸開業など、都市部を中心とした発展が影響しています。「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」などの大規模な再開発プロジェクトが進行中で、商業地と住宅地の地価が高騰している状況です。

さらに福岡市の人口が増え続けているのも、価格上昇の理由のひとつ。
令和2年国勢調査によると、福岡市の人口増加数は全国第2位と非常に高く、人口増加率も高い水準を維持しました。（※2）

＜令和2年国勢調査に基づく人口増加数ランキング＞

順位	都市名	人口（人） 2020年	増加数（人） 2015年～2020年	増加率
第1位	東京23区	9,733,276	460,536	4.7%
第2位	福岡市	1,612,392	73,711	4.5%
第3位	川崎市	1,538,262	63,049	4.0%
第4位	大阪市	2,752,412	61,227	2.2%
第5位	さいたま市	1,324,025	60,046	4.5%

参考 | 総務省「令和2年国勢調査　人口等基本集計　結果の要約」

日本の人口が減少していく中で、福岡市の人口は2040（令和22）年頃にピークを迎え、人口は約170万人に達すると予測されています。（※3）
街としてのポテンシャルも非常に高く、今後もマンション価格の大幅な下落は考えにくいでしょう。

 

福岡で新築マンションを購入するなら今が狙い目

福岡市の新築マンションは、今がまさに購入する絶好の機会です。
2つの理由を解説します。

今後の資産性に期待できる

まず、福岡市内では前述のとおり、多くの再開発プロジェクトが進行中。
天神ビックバンをはじめとする大規模な再開発により、地価や新築マンションの価格は上昇しています。
早めに購入しておけば、将来的な資産価格上昇も期待できるでしょう。

住宅ローン控除は2025年12月末が期限

住宅ローン控除は、2025年12月31日までの入居が条件です。（※4）
原則として、住宅ローンの融資実行は物件の引き渡し後になるため、2026年以降の入居は控除対象になりません。
住宅ローン控除を利用して新築マンションを購入したければ、2025年12月末までに入居可能な物件を中心に、検討を進めてください。

 

中古マンションの販売状況から見るエリア別特徴

福岡市内のマンション価格相場は、現在どのようになっているのでしょうか。
次の表は、2023年度に福岡市内で販売された中古マンションの価格（※5）から、1㎡あたりのマンション価格の最高値と平均値をエリアごとにまとめたものです。

＜2023年度中古マンション　1㎡あたりの価格一覧＞

	博多区	中央区	早良区	南区	城南区	東区	西区
最大値	148万円	147万3,684円	140万円	83万3,333円	76万2,500円	75万円	62万3,529円
平均値	43万7,259円	50万2,370円	44万3,957円	32万2,187円	31万8,162円	33万3,021円	31万4,059円

※　国土交通省「不動産情報ライブラリ」をもとに作成

1㎡あたりの価格では、博多区と中央区、早良区の3つが高くなっており、エリアの人気度が伺えます。
この3つの区について、間取りの割合も詳しく見てみましょう。

＜2023年度中古マンション　間取り一覧＞

	1K	1R	1DK	1LDK	2K	2DK	2LDK	3DK	3LDK	4LDK
博多区	35.2%	8.6%	5.4%	14.2%	0.4%	1.9%	10.4%	1.4%	15.4%	7.0%
中央区	31.3%	5.7%	4.3%	11.9%	1.0%	2.0%	13.9%	0.6%	23.7%	5.6%
早良区	4.7%	1.2%	1.5%	4.7%	0.3%	1.8%	15.3%	4.7%	47.1%	18.8%

※国土交通省「不動産情報ライブラリ」をもとに作成

早良区では1Kの間取りは全体のわずか4.7％で、もっとも多いのは全体の47.1%を占めるファミリー向けの3LDKです。
1K〜1LDKの単身者向けの物件が全体の半数以上を占める博多区に対し、中央区では3LDKも全体の23.7％と多くなっています。
中央区は単身者向けとファミリー向けの物件のどちらも多く、それぞれにとって住みやすいエリアだといえるでしょう。

福岡市中央区でマンションを買うなら「小笹」が狙い目

都会的な利便性を確保しつつ、落ち着いた環境で長く暮らせる新築マンションを選ぶなら、おすすめは「中央区小笹」です。
中央区には「天神」や「赤坂」といった、ショッピングやビジネスの中心地が数多くあるため、全体で見たときのマンション価格は高額になっています。
しかし都会の喧騒から少し離れた「小笹」なら、都市部へのアクセスの良さはそのままに、比較的手が届きやすく面積の広いマンションが購入可能です。

天神と小笹で2023年度に販売された中古マンションの情報から、1㎡あたりの価格と面積を比較してみましょう。

＜中央区／小笹＞

	価格／㎡	面積（㎡）
最大値	40万円	120㎡
平均値	27万6,530円	84㎡

※国土交通省「不動産情報ライブラリ」をもとに作成

＜中央区／天神＞

	価格／㎡	面積
最大値	80万円	40㎡
平均値	61万3,563円	24㎡

※国土交通省「不動産情報ライブラリ」をもとに作成

同じ中央区でも、天神と小笹では1㎡あたりの価格も物件の平均的な広さも異なります。
1㎡あたりの平均価格を比べると小笹は天神の半分以下です。

そして小笹は、3LDK以上のゆとりある間取りが全体の70％以上を占めているのも特徴。
小笹から天神へはバスを使えばわずか22分で到着できるため、都心へのアクセスの良さと広い居住空間を両立できます。

ファミリーで暮らすだけでなく、リモートワークや趣味の空間を楽しむなど、それぞれの暮らしに合わせた使い方が叶うでしょう。

福岡市中央区小笹に新築マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生！

発展を続ける福岡市で、都会の利便性と落ち着いた住環境が得られ、さらに購入しやすい価格帯も魅力な中央区小笹に、新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生します。
気になる入居可能時期は、2025年12月中旬を予定していますので、住宅ローン控除の対象です。

最寄りバス停から天神までは、乗り換えなしのバス便でおよそ22分、博多へも乗り換えなしでおよそ20分で到着します。
都市部へのアクセスの良さがありながら、南側を緑の多い小笹中央公園に隣接しているため、人の目が気になりにくく日当たりや風通しも抜群です。

364戸の大規模マンションのため、1戸あたりのメンテナンスコストを抑えられます。
共用の設備配管類周辺には、メンテナンスしやすいように地下ピットを設置。
適切なメンテナンスで資産価値を保ちながら末永く安心して住めるように、構造にもこだわったマンションです。

週末はぜひ「エンクレストガーデン福岡」のモデルルームへ！

気になるマンションを見つけたら、まずはマンションギャラリーを見学してみましょう。
エントランスで受付を済ませたら、まずはスタッフが模型を使ってマンションの全体像をご案内。
その後小笹エリアの環境や物件の特徴について、個別ブースで大型モニターを使いながら丁寧にご説明します。
実際にモデルルームをご見学いただく中では、バルコニーからの開放的な眺望もご体感いただけます。

マンションのモデルルーム見学については、こちらの記事で詳しくご案内していますので、ぜひご覧ください。
＞＞10-1「気軽にモデルルーム見学！憧れの暮らしを体験しよう！」

エンクレストガーデン福岡のマンションギャラリーは、地下鉄「六本松」駅2番出口から徒歩3分の好立地。
忙しくて時間が取れない方には、便利なオンライン相談会が便利です。
福岡市でも狙い目な小笹の魅力を、ぜひご確認ください。

 

【エンクレストガーデン福岡 オンライン相談】 開催日時：金土 10:00～/13:00～/16:00～ 予約方法：下記リンクからご希望の日程をお選びください ご予約内容の選択｜エンクレストガーデン福岡　マンションギャラリー ※メニューからオンライン相談を選択

あわせて読みたい！

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• 夢の住まいを手に入れる！新築マンション購入の流れ
• 「小笹＝団地の町」はもう古い？再生事業で注目される小笹の歴史と魅力を紹介

参考
※1　東京カンテイ「福岡市・北九州市のマンション供給動向」
https://www.kantei.ne.jp/report/115TR_fukuoka.pdf
※2　総務省「令和2年国勢調査　人口等基本集計　結果の要約」
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/summary_01.pdf
※3　福岡市（令和6年4月）「福岡市の将来人口推計」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/117455/1/shouraijinkousuikei.pdf?20240404164340
※4　国土交通省「住宅ローン減税等の住宅取得促進策に係る所要の措置（所得税・相続税・贈与税・個人住民税）」
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001447132.pdf
※5　国土交通省「不動産情報ライブラリ」
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/realEstatePrices/